「食べる」だけではない。ローカルマーケットで「体験する」沖縄の食文化

牧志公設市場

美しいビーチは沖縄の大きな魅力の一つだが、昔の沖縄の面影を感じるような、風情が溢れる場所も忘れてはならない魅力の一つ。そんな風景が色濃く残るのが、那覇市の牧志公設市場界隈。”県民の台所”と呼ばれた市場の周辺はローカル感たっぷり。迷路のように張り巡らされた路地の両脇には、昔から続く小さな商店に、人懐っこい元気なおばあの姿。気の向くまま彷徨うように歩いていると、まるでタイムスリップしたような、しかし懐かしい感覚に襲われるから不思議だ。「古き良き」という言葉の真の意味を、深く実感できるに違いない。

 

Taste of Okinawa

そんな牧志公設市場からさらにローカルなエリアに伸びる商店街、サンライズなは。ここに、日本有数の長寿県・沖縄の食文化を「味わう」だけでなく「体験」できる店がある。この店でのプログラムは通常の料理教室とは一線を画す。市場を巡りながらの食材選びに始まり、食材や食文化についてのレクチャー、実際の調理に至るまで、沖縄料理にまつわる様々なことを体験できるのだ。沖縄でのハネムーンをよりスペシャルなものにするために、自然やアクティビティだけでなく、沖縄の長寿の秘密が詰まった食文化を体験してみてはいかがだろうか。